2015年9月14日月曜日

むしのこえ

 夏の間、屋外ではセミの声が響いていました。秋になると、セミから他の虫へバトンタッチ。いろんな虫の声が聞こえてきますね。今回は秋の虫について紹介します。文部省唱歌 “虫のこえ” にもあるように、秋はたくさんの虫の声が聞こえる季節です。マツムシは、歌詞には“ちんちろりん”と清澄な声で登場しますが、実際の声は「ピッピリリリリ・・」と鋭いものです。秋の虫として有名なスズムシは“リンリン”と羽を垂直に立て、すり合わせて鳴きます。コオロギは昔から日本では身近かな昆虫で『枕草子』にも登場し、趣があるといわれてきました。よく聞かれる「コロコロ・・」「ヒヨヒヨ・・・」というこえはエンマコウロギ、虫のこえに出てくるきりきりというこえはカマドコウロギで種によって鳴きごえは様々です。クツワムシは実際は「ギュワ、ギュワギュルルルル・・」と飛行機のエンジン音のようなこえで鳴きます。ウマオイは鳴きごえが馬子が馬を追う声に似ていることから、名付けられました。ハヤシノウマオイ・ハタケノウマオイと2種類いて、歌詞のように“すーいっちょん”と鳴くのはハヤシウマオイの方です。夜が段々と長くなり静かな秋の夜。テレビを消して虫たちの素敵な声に親子で耳を傾けながら過ごすのも、風情があって良いですね。